バッカス活弁サロンVol.15
生誕120年 没後60年
小津安二郎の世界

     

プログラム

バッカス活弁サロンVol.15
 『東京の合唱(コーラス)』
  

9/22(金)14:00〜/19:00〜
9/23(土)13:00〜/17:00〜

活動写真弁士:佐々木亜希子
楽士:永田雅代

     

チケット予約

入場料金:
 25才以下・障害者手帳お持ちの方:2,000円
 一般:3,000円

ご予約は
予約フォーム

https://forms.gle/GUCqBXMV9KihpSz46

シアターバッカス
03-5364-9785

     

レクチャートーク

白井 佳夫(しらい よしお)映画評論家

1958年早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。キネマ旬報社に入社して編集者として10年在籍、1968-76年『キネマ旬報』編集長を8年半つとめる。
1976年から3年間、東京12チャンネルで「日本映画名作劇場」の解説を担当。
1987年から、映画「無法松の一生」(1943年)の戦前、戦後の二重検閲場面を復元し、各地で公開・講演するパフォーマンスを実施。
2002年から3年間、東京芸術大学で特別講義「日本の古典映画」を行う。
2004年文化庁映画賞受賞

毎回上映前に、白井 佳夫さんによるレクチャートークを上映いたします。
白井さんの解説で、作品への理解がグッと深まり、楽しさ倍増!
また、9月22日(金)19:00〜回 上映終了後に白井佳夫さん&佐々木亜希子のライブトークを予定!どうぞお楽しみに。

     

作品紹介

『東京の合唱(コーラス)』
1931年(昭和6年) 松竹キネマ蒲田作品 91分

監督:小津安二郎
脚本:野田高梧
原案:北村小松
出演:岡田時彦/八雲恵美子/斎藤達雄/菅原秀雄/高峰秀子/飯田蝶子/坂本武

キネマ旬報ベスト・テン第3位。昭和初期の大不況時代、同僚の解雇に憤慨し社長に直談判した結果、会社をクビになった岡島伸二は、妻子を抱え途方にくれる。再就職がなかなか決まらない中、ばったり遭遇したのは学生時代の恩師…。人生の哀歓と人の情をコミカルに描いた小市民映画の傑作。 主演はサイレント映画時代のスター、笑いもとれる二枚目俳優・岡田時彦。妻役に人気美人女優・八雲恵美子。この年、子役デビューした高峰秀子も愛らしい。

    

映画監督・小津安二郎

小津 安二郎
おづ やすじろう(1903 – 1963)

黒澤明、溝口健二らと並び、1950年代に絶頂期を迎えた日本映画を代表する監督の一人。
今回上映する『東京の合唱(コーラス)』をはじめ、サイレント時代から第一線で活躍を続け、戦後発表した『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)など、日本人と日本を繊細かつ丁寧に描写した作品群で、世界的な評価を獲得した。
「小津調」と呼ばれるスタイリッシュな映画のルックスは、小津自身の洒脱なパーソナリティと密接に結びつき、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ、侯孝賢、黒沢清など、今もなお世界中の映画人に影響を与え続けている。
『僕はトウフ屋だからトウフしか作らない』

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川は「プンプン!」でおなじみスーパー戦隊シリーズ「超力戦隊オーレンジャー」のオーピンク役でデビュー。お茶の間をくぎ付けにした初の戦隊ヒロイン。現在も舞台やテレビで活躍中のさとう珠緒。奈は「超光戦士シャンゼリオン」涼村暁(シャンゼリオン)役でデビュー。「仮面ライダー龍騎」朝倉威(王蛇)役など現在でも特撮ファンに絶大な人気を誇る萩野崇。「仮面ライダーセイバー×ゴースト」等でマラー役の桜田航成。「仮面ライダーカブト」「ウルトラマンネクサス」に出演の内山眞人。スタージャンシリーズには欠かせない関根裕介(特別出演)、松林早紀、森實りこ。等、数多くの特撮出身者が出演!そして、最終章となる今作では、お笑いタレントのほんこんが登場!なんと…少女役です!!(監督談)