バッカス活弁サロンvol.4は、文字通りの映画基礎教養講座を開講!
チャップリン、キートン、ロイドの「三大喜劇王」の作品を一堂に会する特集上映です。
元キネマ旬報編集長/映画評論家・白井佳夫さんのレクチャートーク、そして喜劇映画研究会代表・新野敏也さんとのライブトークを予定!
活弁士・佐々木亜希子&砂川和子、楽士・永田雅代が、100年前の熱気を再現します。
プログラム
10月18日(火)
14:00〜
『ロイドの浮気者』
『チャップリンの消防夫』
『海底王キートン』
19:00〜
『ロイドの浮気者』
『チャップリンの消防夫』
『海底王キートン』
※19:00〜回 白井佳夫さん&佐々木亜希子のライブトークあり
※弁士:佐々木亜希子『チャップリンの消防夫』『海底王キートン』
/砂川和子『ロイドの浮気者』
※楽士:永田雅代
10月19日(水)
14:00〜
『ロイドの浮気者』
『チャップリンの消防夫』
『海底王キートン』
19:00〜
『ロイドの浮気者』
『チャップリンの消防夫』
『海底王キートン』
※19:00〜回 新野敏也さん&佐々木亜希子のライブトークあり
※弁士:佐々木亜希子『チャップリンの消防夫』『海底王キートン』
/砂川和子『ロイドの浮気者』
※楽士:永田雅代
レクチャートーク
白井 佳夫(しらい よしお)映画評論家
1958年早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。キネマ旬報社に入社して編集者として10年在籍、1968-76年『キネマ旬報』編集長を8年半つとめる。
1976年から3年間、東京12チャンネルで「日本映画名作劇場」の解説を担当。
1987年から、映画「無法松の一生」(1943年)の戦前、戦後の二重検閲場面を復元し、各地で公開・講演するパフォーマンスを実施。
2002年から3年間、東京芸術大学で特別講義「日本の古典映画」を行う。
2004年文化庁映画賞受賞
毎回上映前に、白井 佳夫さんによるレクチャートークを上映いたします。
白井さんの解説で、作品への理解がグッと深まり、楽しさ倍増!
また、10月18日(火)19:00〜回 上映終了後に白井佳夫さん&佐々木亜希子のライブトークを予定!どうぞお楽しみに。
新野 敏也(あらの としや)「喜劇映画研究会」代表
本年11月で結成46年目となる喜劇映画研究会の二代目代表。
1992年に欧米コメディの歴史を網羅した書籍『サイレント・コメディ全史』を刊行して以降、所蔵フィルムと関連資料を活動の軸にイベント開催、学校、各種メディア、公共機関などの講演や企画協力を行なっている。
映画史に基づく映像技術、ギャグ分析、演出と撮影法の分析を得意とする。
ホームページ
http://www.kigeki-eikenn.com/
ツィッター
https://twitter.com/kigeki_eikenn
ブログ「君たちはどう笑うか」
https://blog.seven-chances.tokyo/
10月19日(水)19:00〜回 上映終了後に新野敏也さん&佐々木亜希子のライブトークを予定!「喜劇映画」の発展に寄与した三大喜劇王について語り合います。どうぞお楽しみに。
チケット
25才以下:2,000円
一般:2,500円
ご予約は
https://forms.gle/KpaM6yGoh625vHD28
作品紹介
『ロイドの浮気者』 The Flirt
1917年 アメリカ パテー社作品 10分
監督/サム・テイラー
出演/ハロルド・ロイド、ビービ-・ダニエルズ
“眼鏡のロイド”の初期短編喜劇。
お目当ての彼女を追いかけて、あの手この手の珍作戦。
『チャップリンの消防夫』 The Fireman
1916年 アメリカ ミューチュアル社作品 19分
監督・脚本・主演/チャールズ・チャップリン
共演/ミルドレッド・ハリス、エリック・キャンベル
失敗ばかりの三等消防夫チャーリーが、惚れた娘の火事救出で大活躍。
イギリス演劇界出身のチャップリンが、この時期はアメリカンスタイルのドタバタコメディも製作しており、人気を博していた。チャップリンの変遷を辿る上でも貴重な作品。
『海底王キートン』 The Navigator
1924年 アメリカ メトロゴールドウィン=キートン・プロ作品 60分
監督/ドナルド・クリスプ、バスター・キートン
出演/バスター・キートン、キャサリン・マクガイア
おぼっちゃまのロロは、恋する令嬢に求婚を断られ、無人の船で一人新婚旅行に行くハメに。
大海原に乗り出した、キートンの破天荒名映画。ほとんどのシーンが、海上の船の中、しかもたった二人のクルーというのに、奇想天外な仕掛けで全く飽きさせない。アイディアと手腕はすばらしい。