SFに萌える—Bacchus Sci-Fi作品特集 vol.2

Bacchus Sci-Fi作品特集、vol.1の再上映に続き、いよいよ vol.2 が登場!
いつか必ずやってくる首都直下大地震への不安を、大胆にSFへと置き換え、せつない兄弟の絆と共に描く「東京彗星」
今は亡き父が作った『物質転移装置』をめぐって奮闘する姉妹の姿をコミカルに描く「スリッパと真夏の月」
人類誕生から人間を見守り続けてきた押し入れ女と、彼女に食事を届ける役割を父から受け継いだ男の物語「押し入れ女の幸福」
第一線で活躍するクリエイターたちが手がけた珠玉の3作品、ご堪能ください!

2020年2月9日(日)〜11日(火・祝)

高円寺シアターバッカス1周年記念特別価格
参加料金:¥1,500-(ワンドリンク付き)


1作品のみご観賞:¥500- プラス ワンドリンク

ご予約(Peatixによる予約*事前支払い)
https://bacchus-sci-fi-vol2.peatix.com/

ご予約(Googleフォームによる予約*当日清算)
https://forms.gle/MmBE5zfW7ArpYpwv7

1作品のみご観賞の場合は、ご希望の日時と作品名をメールでお知らせください(*当日清算)
info@bacchus-tokyo.com

参加作品(順不同)
「押し入れ女の幸福」(29分)監督:大橋隆行
「スリッパと真夏の月」(30分)監督:木場明義
「東京彗星」(30分)監督:洞内広樹

「押し入れ女の幸福」監督:大橋隆行
「スリッパと真夏の月」監督:木場明義
「東京彗星」監督:洞内広樹

Introduction(再録)

かの傑作SFアンソロジー「ミステリー・ゾーン」(The Twilight Zone)は、1950年代のマッカーシズムに端を発する度を過ぎた検閲を逃れるために作られました。
人種差別や核の恐怖、そして衆愚。
のっぴきならない社会問題に切り込んでいくために、ロッド・サーリングやリチャード・マシスン、チャールズ・ボーモントといった作家たちは、SFやファンタジーの力を借りて、彼らなりのクリエイティブワークを進めていったのです。
そう、ハルカカナタの世界にあるSFもあれば、現実の世界にあてがうモノサシとしてのSFもある。
21世紀になって、人間が思い描いていた未来と現実とのズレが大きくなり、人と人との分断が広がっていく。その隙間を埋めようとして、手を出さなくていい領域に科学が飲み込まれ、テクノロジーが「いびつさ」を拡大していく。そんな今の時代にこそ、SFが持つ「センス・オブ・ワンダー」の力=人の想像力/創造力 の復活が求められている、と思えてなりません。
バッカスの「Sci-Fi作品特集」は、在野のクリエイターの短編作品に光を当て、新たな創作活動を促すと同時に、「センス・オブ・ワンダー」復権へのささやかなる一歩を希求して企画いたしました。
己の手が届く範囲が世界のすべてではありません。
皆が共感できるような世界のその先に、「センス・オブ・ワンダー」の光線が当てられる時、停滞した産業としての日本の映画たちがブレイクスルーする光景が展開していくとソウゾウしています。
願わくば、良きクリエイター、良きオーディエンスが集い、一滴の水が流れとなって、長く長く大海へと続くムーヴメントとなっていきますよう。

高円寺シアターバッカス
代表 丸山大悟

タイムテーブル

2月9日(日)14:30〜  MC:タカ
14:30「押し入れ女の幸福」(29分)監督:大橋隆行
15:10「スリッパと真夏の月」(30分)監督:木場明義
15:50「東京彗星」(30分)監督:洞内広樹

2月9日(日)19:45〜 MC:タカ
19:45「東京彗星」(30分)監督:洞内広樹
20:25「押し入れ女の幸福」(29分)監督:大橋隆行
21:05「スリッパと真夏の月」(30分)監督:木場明義

2月10日(月)20:00〜 MC:タカ
20:00「スリッパと真夏の月」(30分)監督:木場明義
20:40「東京彗星」(30分)監督:洞内広樹
21:20「押し入れ女の幸福」(29分)監督:大橋隆行

2月11日(火・祝)14:30〜  MC:タカ
14:30「東京彗星」(30分)監督:洞内広樹
15:10「押し入れ女の幸福」(29分)監督:大橋隆行
15:50「スリッパと真夏の月」(30分)監督:木場明義

2月11日(火・祝)18:30〜 MC:タカ
18:30「押し入れ女の幸福」(29分)監督:大橋隆行
19:10「スリッパと真夏の月」(30分)監督:木場明義
19:50「東京彗星」(30分)監督:洞内広樹

ご予約(Peatixによる予約*事前支払い)
https://bacchus-sci-fi-vol2.peatix.com/

ご予約(Googleフォームによる予約*当日清算)
https://forms.gle/MmBE5zfW7ArpYpwv7

1作品のみご観賞の場合は、ご希望の日時と作品名をメールでお知らせください(*当日清算)
info@bacchus-tokyo.com

Latest Posts

脚本家の脳を丸裸にする!?『脚本家プロレス 2025』開催!

      脚本家が創作する時、一体どんなことを考えて書いているのか?脚本家それぞれが持つ個性は、作品にどんな影響を与えているのか?高円寺シアターバッカスに7人の脚本家が集結し、自主制作映画の同時上映、新作ショートムービーの競作、名作の脚色朗読劇様々なバトルを通して、脚本家の脳を丸裸にしようとするイベント​これぞまさに、脚本家プロレスの開幕だ!!

活弁シネマライブVol. 22 100年前の不朽の名作を今『戦艦ポチョムキン』

アンコール企画 ロシア革命から120年、100年前の不朽の名作を今    

【緊急リバイバル】驚天動地!世界が注目ベネズエラ映画史上最高作『博士の綺奏曲』

    動かない社会が動くか?ノーベル平和賞をめぐる様々な話題で世界が大注目の南米ベネズエラベネズエラ映画史上最高作との呼び声が高い『博士の綺奏曲』をリバイバル上映!ベネズエラ社会のリアルとファンタジックな描写で贈る、唯一無二の音楽映画

トロペア映画祭(ITA)受賞記念 フィルム・ジャパネスク特集

     ヨーロッパの映画祭を席巻!モナコ、ミラノに続き、今回「トロペア映画祭」(イタリア)で三冠。ショートフィルムを中心に、世界の舞台で闘う作家・ふるいちやすし率いる『フィルム・ジャパネスク』を大特集!ロンドンにて映画祭に参加中のふるいち監督と、オンラインで結んでのトークも予定!

監督:板橋知也『ひみつきちのつくりかた』@シアターバッカス

大人になってしまった僕たちは、もう子供の頃には戻れないのかもしれない 「何歳になっても、誰しもが心の奥底に子供の側⾯を宿している」板橋知也監督はそんな想いから本作を⽣み出した。「⼤人になりきれなかった私は子供への憧れを追い続け、何度も子供に戻ろうとしました。でも⾃分が⼤人だという現実はいつも付き纏って、もう子供には戻れない。そんなどっちつかずの⾃分を四人の登場人物に分けて、この物語を紡いだんです」ロケ地のほとんどすべてが、板橋監督⾃身の幼少期に関わりのある場所。記憶の断⽚を丁寧に拾い集めるように、こだわり抜いた撮影が⾏われた。