映画芸術の父D・W・グリフィスの手により、文字通りのエポックメイキングとして、製作費・広告費合わせて12万ドル(当時)近くを費やして製作された超大作。アメリカ映画としても最初の長編作品であり、クローズ・アップからカット・バック、多彩な映画技法を駆使したストーリー・テリングや、表現力の豊かさ、見事さによって映画界に革命をもたらした。ただし、人種差別的な視点・表現が含まれることから、「アメリカ映画最大の恥」という評価もあり、当時から上映禁止運動が巻き起こっているのも事実である。
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【空席情報】2025/2/11 18:45現在
2月12日(水) 19:00〜 残り4席
2月13日(木) 14:00~(配信収録あり)残り4席
上演プログラム
『國民の創生』(1915年)
弁士:佐々木亜希子
楽士:永田雅代
2025年
2月11日(火・祝) 14:00〜
2月12日(水) 14:00〜/19:00〜
2月13日(木) 14:00〜*配信収録あり
料金
一般:3,000円
25歳以下・障がい者手帳をお持ちの方:2,000円
ご予約はこちらから
https://forms.gle/EcDfy7GYrMHqbxq7A

作品紹介
『國民の創生』
The Birth of a Nation
1915年 アメリカ
エポック・プロデューシング・コーポレーション 153分
監督:D・W・グリフィス
脚色:フランク・ウッズ/D・W・グリフィス、トーマス・ディクスン
出演:リリアン・ギッシュ/エルマー・クリフトン/ヘンリー・B・ウォルソール/
メエ・マーシュ/ミリアム・クーパー 他
南北戦争とその後の連邦再建の時代の波に翻弄される、北部のストーンマン家と南部のキャメロン家。両家の若者たちの戦死や恋愛、解放黒人奴隷による白人の娘のレイプ未遂と投身自殺…。物語は、戦争の悲惨さ、愛と平和、リンカーン大統領の暗殺、KKKの黒人虐待、不寛容な同調圧力など、膨大なテーマを壮大な叙事詩のように描いている。