バッカス活弁サロンVol.16
『下宿人』
若き日のヒッチコック 
サイレント時代の代表作

プログラム

バッカス活弁サロンVol.16
『下宿人』
  

10/27(金)14:00〜/19:00〜
10/28(土)13:00〜/17:00〜

活動写真弁士:佐々木亜希子
楽士:永田雅代

チケット予約

入場料金:
 25才以下・障害者手帳お持ちの方:2,000円
 一般:3,000円

ご予約は
予約フォーム

https://forms.gle/psPYpkTdKKb3e7vZ8

シアターバッカス
03-5364-9785

レクチャートーク

白井 佳夫(しらい よしお)映画評論家

1958年早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。キネマ旬報社に入社して編集者として10年在籍、1968-76年『キネマ旬報』編集長を8年半つとめる。
1976年から3年間、東京12チャンネルで「日本映画名作劇場」の解説を担当。
1987年から、映画「無法松の一生」(1943年)の戦前、戦後の二重検閲場面を復元し、各地で公開・講演するパフォーマンスを実施。
2002年から3年間、東京芸術大学で特別講義「日本の古典映画」を行う。
2004年文化庁映画賞受賞

毎回上映前に、白井 佳夫さんによるレクチャートークを上映いたします。
白井さんの解説で、作品への理解がグッと深まり、楽しさ倍増!
また、10月27日(金)19:00〜回 上映終了後に白井佳夫さん&佐々木亜希子のライブトークを予定!どうぞお楽しみに。

作品紹介

『下宿人』
The Lodger: A Story of the London Fog
1927年/イギリス

監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:アルフレッド・ヒッチコック、エリオット・スタナード
原作:マリー・ベロック=ローンズ
出演:アイヴァー・ノヴェロ/ジューン/マリー・オールト/アーサー・チェスニー

ヒッチコック・サスペンスの誕生を告げる歴史的名作!
監督第3作にして初のサスペンスだが、言葉(字幕)に頼らず、映像で語るヒッチコックらしい技法が随所に示され、見応えのある作品となっている。
物語は、霧のロンドンの連続殺人事件をめぐって展開。女性犠牲者に下から照明をあてて、金髪の輝きを強調したり、二階を歩き回る下宿人を、一階の天井を透明にしたセットで下から撮影して音を演出したり。ユーモラスなやり取りもあり、初期のテクニックを堪能できる。
冒頭、背を向けて座る通信社の記者と、下宿人が追いつめられる場面の野次馬としてヒッチコック自身が姿を見せているが、これがのちに続くカメオ出演の端緒となった。

Ante Brkan, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
Alfred Hitchcock, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で10
不明Unknown author, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
Designed by Edward McKnight Kauffer. Published by Woolf & Freedman Film Service (UK) and Artlee Pictures (US)., Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

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