高円寺シアターバッカス

バッカス活弁サロンVOL.8 <br>泉鏡花原作 溝口健二監督<br>『瀧の白糸』

プログラム

バッカス活弁サロンvol.8
『瀧の白糸』


2月24日(金) 14:00〜/19:00〜
2月25日(土) 13:00〜/17:00〜

チケット予約

入場料
一般:3,000円
25才以下・障害者手帳お持ちの方:¥2,000-

ご予約は
https://forms.gle/vPdvHA5f7oLSboUz7

作品紹介

『瀧の白糸』(1933年)

原作:泉鏡花
監督:溝口健二
出演:入江たか子・岡田時彦・浦辺粂子 他
製作:入江プロダクション

ロマンティシズムの騎手・泉鏡花原作(「義血侠血」)、2度目の映画化。新派演劇の代表作としても有名な作品である。
女水芸人「瀧の白糸」と、貧しいながらも未来のある青年・村越欣弥の(一種の)恋物語であり、社会のさまざまな問題を世相を通して描く、鏡花初期の「観念小説」でもある。
当時の人気女優・入江たか子によって設立された「入江プロダクション」が、溝口健二監督を招いて製作し、大ヒットした。第10回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位。
黒澤明・小津安二郎と並び称される世界の巨匠・溝口健二監督、サイレント期の頂点とされる傑作である。

入江たか子(右)と浦辺粂子(左)

レクチャートーク

白井 佳夫(しらい よしお)映画評論家

1958年早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。キネマ旬報社に入社して編集者として10年在籍、1968-76年『キネマ旬報』編集長を8年半つとめる。
1976年から3年間、東京12チャンネルで「日本映画名作劇場」の解説を担当。
1987年から、映画「無法松の一生」(1943年)の戦前、戦後の二重検閲場面を復元し、各地で公開・講演するパフォーマンスを実施。
2002年から3年間、東京芸術大学で特別講義「日本の古典映画」を行う。
2004年文化庁映画賞受賞

毎回上映前に、白井 佳夫さんによるレクチャートークを上映いたします。
白井さんの解説で、作品への理解がグッと深まり、楽しさ倍増!
また、2月24日(金)19:00〜回 上映終了後に白井佳夫さん&佐々木亜希子のライブトークを予定!どうぞお楽しみに。