高円寺シアターバッカス

溝井辰明監督『死後写真』<br>1DAYスペシャル

      

プログラム

    

7月13日(土)
12:00〜『死後写真』
13:00〜『死後写真』
14:00〜 スペシャルトークショー *12:00/13:00ご鑑賞の方限定


入場料:1,000円

ご予約は
https://forms.gle/HKWu5UUHDWkLq2mT9

       

作品紹介

   

    

「写真を撮ってほしいのですが…」
戦争により廃業寸前の写真館キムラに来た依頼、それは〝死後写真〟の撮影だった。 社長・正人・富子の3人は依頼人である女性の家へ向かうと、中には男性の遺体が安置されていた。 撮影準備に奮闘する最中、あるきっかけで依頼人の女性が指名手配されていることを知ってしまう。 果たして写真館一行は無事に死後写真を撮ることが出来るのか…?
※死後写真…亡くなって間もない故人を撮る写真。 

     

   

   

監督:溝井 辰明

     

   

1988年東京生まれ、東京在住。
幼少期より画家を目指し美術学校へ入学するも、学生のときに受講したアニメーション制作をきっかけに映像制作の楽しさに目覚める。卒業後は仕事の傍ら細々と創作活動を続けるが、2023年に初監督作品となる『死後写真』(主演・森山みつき)を発表。これまで映画製作の経験は皆無ながら、脚本・撮影・編集・音楽までも担当した。この映画が海外の映画祭で入賞し、アイスランドの映画祭(The Pigeon International Film Festival)ではBest cinematography賞を受賞。
様々な創作活動を通して培われた感性を生かし、独自の世界観を表現する。


〈監督よりコメント〉
死後写真――とはいったい何なのか、きっと多くの人が聞きなれない単語だと思います。
私自身もこの映画を制作するまでは知りませんでした。心霊写真の類かな?と感じた程です。
死後写真とは簡潔に言いますと 〔亡くなって間もない故人を撮る写真〕 のことで、18~19世紀のヨーロッパを中心に実際に行われていた風習なのです。ご遺体をわざわざ撮るなんて不謹慎な…と今だったら言われてしまいそうですが、当時写真はたいへん高価なもので現代のように気軽には撮れませんでした。
生前の写真が1枚もない…このまま埋葬されてしまったらもう二度と故人の顔が見れなくなる…。
そんな思いから始まった風習なのかもしれません。そしてその〝故人を偲びたい〟という思いは現代の私たちでも共感できるのではないでしょうか。
この映画はそんな死しても潰えることのない〝愛情〟がテーマです。モノクロで美しく描かれる映像詩を、心行くまでお楽しみください。