「バッカス活弁サロン」Vol.10は、GW開幕特別企画！
テクノロジーの産物・映画というジャンルを確立したとも言える、センス・オブ・ワンダーに溢れた厳選2作品を上映！
ストップモーション・アニメの開拓者 W・オブライエンの手による『ロスト・ワールド』
映画の母国フランスが生んだ映像の魔術師 G・メリエスの代表作『月世界旅行』
弁士・佐々木亜希子、楽士・永田雅代の名コンビでお届けします！
プログラム
バッカス活弁サロンvol.10
『ロスト・ワールド』『月世界旅行』
4月28日（金） 14：00〜／19：00〜
4月29日（土） 13：00〜／17：00〜
チケット予約
入場料
一般：3,000円
25才以下・障害者手帳お持ちの方：2,000円
ご予約は
https://forms.gle/Zp5jtyDtQPCevgWx8
レクチャートーク
白井 佳夫（しらい よしお）映画評論家
1958年早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。キネマ旬報社に入社して編集者として10年在籍、1968-76年『キネマ旬報』編集長を8年半つとめる。
1976年から3年間、東京12チャンネルで「日本映画名作劇場」の解説を担当。
1987年から、映画「無法松の一生」（1943年）の戦前、戦後の二重検閲場面を復元し、各地で公開・講演するパフォーマンスを実施。
2002年から3年間、東京芸術大学で特別講義「日本の古典映画」を行う。
2004年文化庁映画賞受賞
毎回上映前に、白井 佳夫さんによるレクチャートークを上映いたします。
白井さんの解説で、作品への理解がグッと深まり、楽しさ倍増！
また、4月28日（金）19:00〜回 上映終了後に白井佳夫さん＆佐々木亜希子のライブトークを予定！どうぞお楽しみに。
作品紹介
『ロスト・ワールド』
1925年／アメリカ／約63分
原作：アーサー・コナン・ドイル
監督：ハリー・O・ホイト／特殊効果・技術監督：ウィリス・オブライエン
出演：ベッシー・ラヴ／ルイス・ストーン／ウォーレス・ビアリー／ロイド・ヒューズ
「シャーロック・ホームズ」生みの親、サー・アーサー・コナン・ドイルのSF小説「失われた世界」を原作として、当時の最先端の技術を駆使して創造された画期的作品。
その中心となる「ストップモーション・アニメーション」（静止している物体を1コマ1コマ動かしながら撮影し、アニメートする手法）は、開拓者であり、第一人者であるウィリス・オブライエンの手によるもので、実に7年もの歳月をかけて、この作品を完成させている。
この時の経験が、のちに怪獣映画の金字塔「キング・コング」（1933年）へと連なり、その卓越した技術は、後継者であるレイ・ハリーハウゼン（『原子怪獣現わる』（1953年）／『アルゴ探検隊の大冒険』（1963年）など）へと受け継がれていく。
『月世界旅行』
1902年／フランス／約12分
原作：ジュール・ヴェルヌ
監督：ジョルジュ・メリエス
出演：ジョルジュ・メリエス ほか
SFの開祖、ジュール・ヴェルヌ原作の「月世界旅行」他を原作として、ジョルジュ・メリエスが創り上げた史上初のSF映画である。
巨大な大砲から打ち出された砲弾に乗り込んで、月への旅行を試みる学者たち。到着した一行は月世界人たちと大騒動を繰り広げる。
マジシャン出身で、世界で最初の「映画作家」と言われるメリエスの、創意工夫に溢れた映画づくりを堪能することができる。
ご予約は
https://forms.gle/Zp5jtyDtQPCevgWx8