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ステートメント

対新型コロナウィルス/感染拡大防止ガイドライン簡易版(2022.12.12発効)

ご来場の皆様へ *座席への着席は当日先着順に行っていただきます。座席位置の予約は行っておりません。*体調に異変を感じる場合には、ご来場をお控えください。*入口付近に消毒液等をご用意しておりますので、ご使用ください。*当日の計測体温が、37度以上37.5度未満→シアター内にはご入場できません。*シアター内、エントランスではマスクの着用をお願いいたします。 マスクを着用いただけない場合、シアターへの入場をお断りする場合があります。*「三密」回避の観点から、喫煙場所はご用意しておりません。*スタッフはマスク着用の上で業務にあたらせていただきます。

【寄稿】マイクロシアターと短編映画と基礎体力

この度、バッカス代表 丸山が日本映画監督協会会報に寄稿した「マイクロシアターと短編映画と基礎体力」が、会報編集部のご尽力によりWebで公開されました。 https://www.dgj.or.jp/ 現在のコロナ禍の中で皆様にいただいたご支援について述べさせていただくとともに、バッカスの基本的な考え方、マイクロシアターの新たな展望などを綴らせていただいております。

ステートメント:「高円寺シアターバッカス」REBOOTにあたって

疫病との戦いは終わった訳ではありません。また、世界中のシアター、ライブハウス等と同じく、存続の為に待った無しの状況であるのは、バッカスもまた同様です。ただ、今考えているのは、「オンライン・チャリティー上映」や「ミニシアター・エイド基金」で頂戴した皆様からのご厚志に、いかにご恩返しをするかということであり、それはつまり「何を生み出していくか、創り出していくか」ということに他なりません。日本国内では、公的支援への仕組み作りも端緒につき、「どこかの誰かが何かをしてくれるのを待つ」のではなく、ものを作る人たちとしてのリアクション、難しい現実からの挑戦に対して、いかに応戦するか、というフェーズに入ったと考えています。具体的には1.今まで以上に「映画創り」そのものに直接関わっていく「オンライン・チャリティー上映」31人の監督の一人・若松宏樹監督の最新作へは、プリプロダクションの段階から積極的に利用していただき、人的な支援も含めて制作側の一員として参画させていただいております。また、新しい演技の形を模索するワークショップ、新作映画のキャスト・オーディションなど、制作のトリガーになる企画や、スタッフ試写・完成披露上映会などのエポックにも関わっていきます。「実相寺昭雄研究会」との連続企画「実相寺昭雄Day&Night」を再開いたします。実相寺監督ゆかりのゲストの方々にお話を沢山伺わなくてはなりません。私たちがお話を伺い、継承していかなくてはならない宝物が、日本には無数にあります。実写だけでなく、アニメーションの世界も同様です。お話を直接伺える時間は残り少ないとも言える状況で、待つのではなく、私たち後続のランナーがお願いをして、お話を伺う機会を増やしていきます。それは、後続のランナーたちのクリエイティビティと直結していきます。2.配信/制作スタジオとしても機能していきます幾多の名場面を生み出してきたバッカスの舞台は、いわば「求心力」を生み出す場所です。その場でしか味わえない瞬間、そこでしか出会えない人との出会い、それこそがバッカスの価値の中核でした。それは変化をしていかなければなりません。本年初頭より「求心力」の反対の「遠心力」を希求していた矢先のコロナ騒動ではあります。もう当たり前の事になっていると思いますので、あれこれ言及しませんが(なりが小さいので、必然的に三密になってしまうのが申し訳なく)、配信/制作スタジオとしても機能していきます。一つだけ宣伝させていただくと、バッカスでの上映を「スクリーン1」、それに加えて配信のプログラムを「スクリーン0」として開設します。バッカスが手がける配信ですので、「どいつもこいつも、骨の髄までありきたりだ」ということにはならない(はず)です。配信というテクノロジーの恩恵は思い切り追求していきますし、とはいえ、テクノロジーに振り回される愚はみっともないだけですので、皆様のお力をお借りしながら、バッカスらしい新しい表現のチャンネルを構築していきます。3.ジャンルとしての「マイクロ・シアター」の確立を目指します「オンライン・チャリティー上映」や「ミニシアター・エイド基金」は民衆レベルでの支援の動きですが、同時に公的支援への働きかけ、仕組み作りへの取り組みも始まっています。「ミニシアター」が文化の多様性を担保している、という見方に異を唱えるものでもありませんが、さらに小規模の「マイクロ・シアター」というサブカテゴリーが存在することもまた事実。例えばバッカスみたいな。子供向け絵本の名作「しょうぼうじどうしゃじぷた」の世界ですね。(興味のある方はぜひ)寺山修司さんの「天井桟敷」や、唐十郎さんの「状況劇場」の時代に形作られた法律では、現在の多様な状況に全く追いついていないのも、事実であります。せっかく公的機関と関わり合いをもつのならば、こちらの態勢を整え、いっしょに新しい法秩序をつくっていく作業を始めたいと念願しています。手間暇かかるのは、もとより存知。(どこかの誰かが考えた、頓珍漢な仕組みでは。。。)長い長いスパンの取り組み、農作業のようなお話になると考えています。、 バッカスが指標とすべき3人のクリエイター

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