ドイツサイレント映画の巨匠 F・W・ムルナウの傑作、活弁シネマライブに登場!
第1回アカデミー賞で、芸術作品賞他の栄冠に輝く、サイレント映画の到達点!
上演プログラム
『サンライズ』
2024年
9月6日(金)14:00〜/19:00〜
9月7日(土)13:00〜/17:00〜
料金
一般:3,000円
25歳以下・障がい者手帳をお持ちの方:2,000円
予約フォーム
https://forms.gle/UWBKDk2w3wjzagJZ8
作品紹介
『サンライズ』Sunrise: A Song of Two Humans
1927年 米 フォックス・フィルム 95分
監督:F・W・ムルナウ
原作:ヘルマン・ズウデルマン
脚色:カール・マイヤー
出演:ジャネット・ゲイナー/ジョージ・オブライエン/マーガレット・リビングストン
『吸血鬼ノスフェラトゥ』や『最後の人』など、表現主義の傑作を生みだしたドイツサイレント映画の巨匠F・W・ムルナウが、アメリカに招かれて撮った第1作。原作はドイツ人のヘルマン・ズウデルマンの短編小説『Die Reise nach Tilsit』、脚色や撮影など、ドイツでの自らの製作スタッフを多く起用し、アメリカ無声映画史上最後の傑作と高い評価を得たムルナウ作品。若い夫婦の愛の危機と絆の修復を1日半の出来事の中で描く。広大な避暑地の全シーンがセット撮影で、第1回アカデミー賞で、芸術作品賞と撮影賞、主演のジャネット・ゲイナーが『第七天国』の演技と共に主演女優賞を受賞した。日本では1928年度のキネマ旬報ベストテン第1位。
解説:映画評論家・白井佳夫さん
毎回の上演前に、映画評論家・白井佳夫さんによる解説動画(約10分)を上映。
9月6日(金)19:00〜終了後
には、ライブによるアフタートークを予定。
*都合により内容が急遽変更になる場合がございます。どうかご了承ください。
白井 佳夫(しらい よしお) 映画評論家
1958年早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。キネマ旬報社に入社して編集者として10年在籍、1968-76年『キネマ旬報』編集長を8年半つとめる。
1976年から3年間、東京12チャンネルで「日本映画名作劇場」の解説を担当。
1987年から、映画「無法松の一生」(1943年)の戦前、戦後の二重検閲場面を復元し、各地で公開・講演するパフォーマンスを実施。
2002年から3年間、東京芸術大学で特別講義「日本の古典映画」を行う。
2004年文化庁映画賞受賞