劇団「日穏-bion-(びおん)」の名作『月の海』待望の映画化!

誰もが向き合う可能性がある「介護問題」という現実を背景に、血のつながらない者同士が互いを想いあう愛のドラマ…
社会的問題を扱いながらも笑って泣ける温かい作品を作り続けている劇団「日穏-bion-(びおん)」が、2016年、18年と上演し、好評を博した舞台「月の海」。
本作はその感動作から構想を得て、新たに生み出された45分の中編映画です。
今回の劇場公開を記念して、舞台版「月の海」、そして主人公の両親の出会いの物語・舞台「星の砂」の模様(舞台映像)をセットで上映する、スペシャルなプログラムをお届けします。
   

最新情報!

舞台挨拶ゲスト MC:岩瀬晶子
20日(日)
10時30分〜回 金子貴伸
13時30分〜回 たんじだいご
14時40分〜回 たんじだいご
17時55分〜回 たんじだいご

21日(月)
10時30分〜回 伊藤寛(撮影監督)
13時30分〜回 矢野陽子
14時40分〜回 矢野陽子
17時40分〜回 剣持直明 萩生田宏治(監督)

22日(火) 
10時30分〜回 きだしゅんすけ(音楽)
13時30分〜回 山本南伊 宮内勇輝
14時40分〜回 宮内勇輝
17時55分〜回 剣持直明

2022年3月20日(日)・21日(月・祝)・22日(火)

萩生田宏治監督作品 映画「月の海」
 *上映後、キャスト等によるトーク有

スペシャルプログラム(舞台映像)
 舞台「月の海」(2016年版)
 舞台「月の海」(2018年版)
 舞台「星の砂」
 *映画ご鑑賞の方は無料でご覧いただけます。

入場料:¥1,200-

ご予約はこちらから*クレジットカード決済
https://emotional-tours.jp/tsukinoumi0320/

当日精算ご希望の方はこちらへ
映画「月の海」予約フォーム
メールアドレス:bion.cinema@gmail.com
TEL:080-4659-2008

劇団「日穏-bion-(びおん)」ホームページ
http://bion.jp/?p=4372

タイムテーブル

3月20日(日)  
開始終了
1回目 映画「月の海」       *トーク有 10:30 11:30

舞台「月の海」(2016年版) 11:40 13:15
2回目 映画「月の海」       *トーク有 13:30 14:30
3回目 映画「月の海」       *トーク有 14:40 15:40

舞台「星の砂」 15:50 17:45
4回目 映画「月の海」       *トーク有 17:55 18:55

舞台「月の海」(2018年版) 19:05 20:55
3月21日(月・祝)
開始終了
1回目 映画「月の海」       *トーク有 10:30 11:30

舞台「星の砂」 11:40 13:20
2回目 映画「月の海」       *トーク有 13:30 14:30
3回目 映画「月の海」       *トーク有 14:40 15:40

舞台「月の海」(2016年版) 15:50 17:30
4回目 映画「月の海」       *トーク有 17:40 18:40
3月22日(火)  
開始 終了
1回目 映画「月の海」       *トーク有 10:30 11:30

舞台「月の海」(2018年版) 11:40 13:15
2回目 映画「月の海」       *トーク有 13:30 14:30
3回目 映画「月の海」       *トーク有 14:40 15:40

舞台「星の砂」 15:50 17:45
4回目 映画「月の海」       *トーク有 17:55 18:55

舞台「月の海」 (2016年版)     19:05 20:55

       

作品紹介

【物語】

都内の一軒家。結月静子は、5年前に家を出て行った夫(豊)の母・晴江と二人で暮らしている。
晴江は3年前から認知症を患い、静子の名前すら覚えていない。
行方不明の豊を探し徘徊を繰り返す晴江。静子は義母の介護に追われる日々を送っていた。
そんなある日、近所で盗難事件が発生。怪我を負った窃盗犯・小暮大輝は結月家に身を隠すが、静子に発見される。叫ぼうとする静子の口を封じる大輝。必死に抵抗する静子。二人に近づいて行く晴江にも身の危険が迫る。
しかし彼女が発した意外な一言から、結月家に一筋の光が差し込み始める・・・

ご予約はこちらから*クレジットカード決済
https://emotional-tours.jp/tsukinoumi0320/

当日精算ご希望の方はこちらへ
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TEL:080-4659-2008

監督メッセージ

映画『月の海』に寄せて

本作『月の海』は、月に海があると信じる家族の物語です。
認知症が進む義母の介護をする主人公・静子は、もはや自分の名前さえ忘れてしまった義母に、かつての愛があった生活を取り戻したいと願いながらも、取り戻すことが出来ない日々に心身共に疲れ果て、周囲からは孤立して行く—–私たちは切実な介護の現実に向き合いました。

私たちの国は、市場の利益を最優先に、廃棄物を処理する外部コストをないがしろに邁進してきた歴史を持ちます。
時代につちかわれた意識は、図らずも人にも向けられ、老いた人々はその尊厳さえ奪われる。人間の生命を生み育て、その死をみとるという労働は軽んじられ、持続可能な社会が叫ばれながら、その限界をあらわにしています。

刻々と変わりながら生きていく「老い」を、どうしたらかけがえのない生命として捉え直すことができるだろうか?
私たちは、未だに月に海があると信じる家族のささやかなつながりに、その可能性を見つけ出したい、そう願い、本作に取り組みました。
闇の中を照らすほのかな月明かりを頼りに、その先にはきっと「幸せ」があることを信じて。

監督 萩生田宏治

      

スタッフ

監督:萩生田 宏治
撮影:伊藤 寛
照明:山本 浩資
録音・効果:西條 博介
編集:堀 善介
美術デザイン:愛甲 悦子
装飾:須坂 文昭
ヘアメイク:宮崎 智子 

演出補:近藤 有希
音楽:きだ しゅんすけ
スチール:藤記 美帆
プロデューサー:柳川 直隆 朝山 英明
原案・脚本:岩瀬 晶子

令和2年度文化庁文化芸術活動 継続支援事業
後援:豊島区
製作:ジャパンコンシェルジュ 配給:ビオン・エンターテイメント

キャスト

矢野 陽子     岩瀬 晶子    金子 貴伸

堂免一るこ 剣持 直明 本間 剛 伊原 農 山本 南伊 宮内 勇輝

      

舞台「月の海」の世界

舞台「月の海」 (企画・脚本:岩瀬晶子 演出:たんじだいご)

仕事を辞め結婚も諦めて実家で母の介護に専念している望月静は、認知症が進行した母の介護に限界を感じ、借家を明け渡すタイミングで老人ホームに入所させることを決心する。自宅での最後の時間を楽しんでもらいたいと願う静だったが、母は5年前に行方不明になった静の弟・豊に会いたいと言って困らせる。そんなある日、死んだと思っていた豊が突然帰って来る!?

2016年版:内浦純一、岩瀬晶子、村中玲子、永滝元太郎、深津哲也、山中茂樹、
宮内勇輝、いまいゆかり、たんじだいご

2018年版:内浦純一、岩瀬晶子、堂免一るこ、宮地大介、宮内勇輝、藍原直樹、
田川可奈美、本田和大、たんじだいご

舞台「星の砂」(企画・脚本:岩瀬晶子 演出:たんじだいご)

舞台は昭和44年(1969年)、高度経済成長の波に乗って勢いづいていた時代。蛍の名所だった住吉川の近くにある商店街に佇む質屋兼定食屋「ひさご」には、近所の常連客たちが集まり、井戸端会議に花を咲かせるのが日課となっている。ある日、蛍の研究をしている望月稔という男が、この町を訪ねてくる・・・。

出演:内浦純一、岩瀬晶子、剣持直明(劇団だるま座)、佐野美幸(劇団青年座)、
贈人(ぎふと)、中島愛子(張ち切れパンダ)、森田 学、井上希美、たんじだいご
     

ご予約はこちらから*クレジットカード決済
https://emotional-tours.jp/tsukinoumi0320/

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TEL:080-4659-2008

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