尊敬する皆様へ

世界中で疫病との闘いが続いています。
日本、なかんずく東京も瀬戸際の日々の連続です。
シアターバッカスも、年頭の大ヤマを越えたと思いきや、予想だにしなかった大嵐に直面しています。あたかも暗闇の大海で翻弄される小船のようです。

しかし、明けない夜は無いし、冬は必ず春となります。
沢山の方々の意志の力で、バッカスにも徐々に春の光が届き始めています。

「太陽が降りてきた。そして歌った」(スティーブン・スピルバーグ「未知との遭遇」より)

今、BSFF(BEST SHORT FILM FES)・佃尚能監督をはじめ、いくつもの太陽が、天空の夜空から降りてきてくださいました。そしてネットを通じて、希望の歌・勇気の曲を送ってくださっています。
個性溢れるこれらの星々の光は、今までもバッカスを温め、道を照らしてくれました。そしてうれしいことに、これからも、芸術的共犯関係であり続けることでしょう。

この友誼の調べに奮い立ちながら、バッカスという船は、怯まず、困難なこの時に立ち向かって行きます。
あたかもエンリケ航海王子とその仲間たちが、幾多の険難に立ち向かい、遂には喜望峰を越えていったように!

いつか、今日この時が、新しい映画のブレイクスルーの時、パラダイムシフトの時であったと言えるのを確信しながら、前進して行きます。

そしてその先には、大いなる世界の舞台で戦う、私たちの大航海時代が待っています。
その時こそ、皆で歌いましょう、「バッカスの歌」を!

「太陽万歳!闇はかくれよ!」(アレクサンドル・プーシキン)

旅の仲間たち、善意を寄せて下さる全ての方々に、最大の敬意と感謝を込めて。

シアターバッカス
代表 丸山大悟

 

BSFF オンラインチャリティー上映ページ

bsfffes.wixsite.com/baccus-charity

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