古典SFの輝きが「声力」で甦る
「SFリーディングステージ」
『故・エルヴィシャム氏の物語』

   

古典SFの輝きが、高川裕也の「声力」で甦る。「SFリーディングステージ」

   

19世紀末・ロンドン。亡くなった高名な哲学者・エルヴィシャム氏が残した奇怪な手記。
それは、彼のすべての財産を突然譲り受けることになった若者、イーデンの物語でもあった…

「宇宙戦争」「タイム・マシン」等で知られるH・G・ウェルズ(1866~1946/イギリス)は、フランスのジュール・ヴェルヌとともに、SFという大きな文化の原型を作り出した。

「老い」と「死」、そして「生きる」という生命の根源の欲望に、SFからのアプローチを試みたこの作品は、後にウェルズ自らが脚本化しており(未映像化)、作者にとっても、大きなウェイトを占めていたテーマであることがうかがえる。

Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.
十分に高度な科学技術は、魔法と区別ができない(アーサー・C・クラークによる格言)

     

     

【公開収録】
 2025年9月26日(金)19:30開演 於:高円寺シアターバッカス

【朗読配信】
 2025年10月3日(金)12:00~17日(金)23:59
【再配信】
2025年10月18日(土)0:00~31日(金)23:59

『故・エルヴィシャム氏の物語』
 The Story of the Late Mr. Elvesham (1896)
 原作:H・G・ウェルズ
 翻訳:シアターバッカス翻訳部
 朗読:高川裕也

     

チケットのご案内

9月26日(金)【公開収録】
https://sf-reading01.peatix.com

一般:2,500円(当日2,800円)

*追加発売【公開収録+朗読配信】
一般:3,000円(当日2,800+500=3,300円)

     

2025年10月3日(金)12:00~17日(金)【朗読配信】

2025年10月18日(土)0:00~31日(金)23:59【再配信】
https://sf-reading01-web-re.peatix.com

一般:2,000円

【再配信】

  

高川裕也 プロフィール

     

1984年、仲代達矢主催の無名塾に入塾し、数々の舞台を踏む。
’90年NHK朝ドラ「凛凛と」で映像デビュー。代表作は「ソロモンの偽証」「ひかりのたび」「盤上の向日葵」(今秋公開)など。
その後声の世界にも進出。’06年放送開始からナレーターを務める「カンブリア宮殿」は、現在も継続中。他に「SASUKE」「世界卓球」など。
’22年、脚本監督の自作映画「GINAGINA ぎなぎな」を公開した。

    

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