特集:映像作家 逢坂芳郎
〜内なる回復力、静謐なる時刻〜

     

6/28(土) 14:00〜/16:00〜/18:00〜
6/29(日) 14:00〜/16:00〜/18:00〜
6/30(月) 16:00〜/19:00〜

上映作品
『リトルサーカス』26分59秒
『リトルサーカスの裏側』(メイキング)14分32秒
(休憩)
『馬橇(ばそり)の花嫁』28分50秒

入場料:1,500円

ご予約は
https://forms.gle/Bfid5HhPh9hPjxTB8

    

監督・脚本:逢坂芳郎 Yoshiro Osaka

北海道・幕別町出身。映像作家。
コロナ渦のカンボジアを舞台にした『リトルサーカス』は、上海国際映画祭金爵賞短編部門にノミネートされたほか、国内外20に登る映画祭で上映。
『馬橇の花嫁』の制作のため、2022年より故郷の北海道・十勝に拠点を移した。今後も土地の文化や歴史を見つめ直しながら、故郷での映画制作に取り組む準備を進めている。

     
     

『リトルサーカス』A Little Circus

    

    

夢を追う少年たちの青春〜サーカス

2020年暮れ、コロナ禍のカンボジア。舞台はカンボジアサーカスの発祥の地、バタンバン。
この街のサーカスは、人々へ笑顔と生きる力を与え続けてきた。
ある日、保健局の要請によりサーカス学校は閉校を余儀なくされ、生徒達は突然夢を絶たれる。さらに父からの仕送りが止まってしまったティアラは、サーカスをあきらめ、働き始める。
仲間の少年たちはサーカスの再開を信じ、ティアラに想いを馳せながら練習を続ける。​
彼らはパンデミックによってサーカスを奪われてしまうのだろうか。​
​彼らはそれを阻止し、走り続けられるのだろうかー

    

   

脚本・監督:逢坂芳郎
エグゼクティブプロデューサー:ライアン・バートン・カナモト
プロデューサー:イネス・ソテア
撮影監督:松尾真哉
録音:ティデス・ヒム
音楽:里ロビン
ポスターデザイン:Koeurm Kolab

公式サイト
https://www.a-little-circus.com/

  
   
    

『馬橇の花嫁』The Bride Who Rides A Sleigh

     

昭和30年代の十勝の農村にあった  家族と婚礼の原風景

雪解け水が静かに流れ始める頃、馬橇の鈴の音が農村に優しく響く。厳しい冬を乗り越え、家族と共に迎える婚礼の季節。
これは、かつての日本の農村に息づく、春を待つ家族の物語。
 
北海道・十勝に暮らす一家の長女 “一子” が同じ集落に住む “豊” に惹かれ、結婚に至るまでの暮らしを、農村の情景と織り交ぜ描写した『馬橇の花嫁』は、写真を一枚一枚繋ぐように精粋だ。馬とどんころによる豆おとし、青年団の酒盛り、相撲大会や盆踊り…昭和30年代前半の北海道・十勝の風景が繊細なモノクロ映像で甦る。

    

   

​監督・脚本:逢坂芳郎
撮影監督:松尾真哉
照明:吉村 雅治
録音:高田林
衣装:石切山祥子
ヘアメイク:長岡行子
音楽:里ロビン
デザイン:佐藤史恵
制作:楠村亜湖
プロデューサー:堀康之・粟田経弘・倉本浩平

    

   

    

昭和の名曲「ここに幸あり」が70年前の再現映像と蘇る

「ここに幸あり」
大津美子(キングレコード)

本作の主題歌・紅白歌合戦7回出場を誇る大津美子の名曲「ここに幸あり」(昭和31年)。
当時18歳の彼女の透き通った歌声と芯のある歌詞が、花嫁の心情に鮮やかに重なる。

公式サイト
https://www.basori-movie.com/

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