外国人の視点から日本の現実をとらえる…世界第4位の経済大国日本の中で起きている現実・隠された真実を、日本の社会・文化・歴史を様々な角度から深く掘り下げ、外国人が感じる素直な「違和感」として映画化したドキュメンタリー。ライオーン・マカヴォイ監督作品。
5月2日(金)〜15日(木)
5/2〜6 12:30〜/15:30〜
5/7〜8 19:30〜
5/9 12:30〜/15:30〜
5/10 15:30〜/19:30〜
5/11〜15 19:30〜

入場料金
一般 予約 1,500円 当日 1,800円
小学生以下 (予約・当日ともに)500円
ご予約はこちらから
https://forms.gle/scLvUzEGRBf5k2LH7

「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」
The Ones Left Behind: The Plight of Single Mothers in Japan
先進国でありながら、日本の子どもの7人に1人、つまり日本の子ども全体の13.5%が貧困状態にある。しかしながら、「あなたの身の回りに貧困に苦しむシングルマザーがいますか?」この問いかけに、ほとんどの国民が「知りません。実際にはそれほど困っている人は少ないと思います」と回答する。これこそが、隠された貧困なのである。
戦後、短期間で経済の急成長を遂げ、豊かになった日本だからこそ起きてしまった「隠された貧困」。これをテーマに、今まで描かれたことのなかったシングルマザーの苦悩を色々な角度から取材し、不平等な社会的背景の原因を紐解いてゆく。
この作品は「かわいそう」と同情してもらうために作られた作品ではなく、真実を正確に知ってもらうことを目的としている。
今後どのように変わることができるのか、あなたの心に訴えかけ、世界に現状を伝えることで、国家のあり方や社会的な支援のあり方、教育そのものを見つめ直すきっかけになることを願っている。
監督:ライオーン・マカヴォイ Rionne McAvoy
オーストラリア出身の映画監督。
プロレスラー「藤原ライオン」としての活動と並行して、映像制作会社「ジャパンメディアサービス」を設立、代表取締役社長をつとめる。
彼の作品は、日本の社会問題、特に弱者層に焦点を当てたものが多く、「The Ones Left Behind」シリーズなど、社会的意識と変革を促す映画を制作している。