本年、記念すべき第10回目を迎える「杉並ヒーロー映画祭」
その審査員を務めるシアターバッカス支配人・丸山大悟がセレクトした「バッカス賞」受賞作品2本を特集上映!図らずも女性監督の手による意欲作2本が並びました。
上映後のトークでニホンの映画づくりの現在と未来が明らかになる!?
2025年3月29日(土)
12:00〜/14:15〜/16:30〜
第8回杉並ヒーロー映画祭バッカス賞『にびさびの巣』監督:岡田深
第9回杉並ヒーロー映画祭バッカス賞『もとめたせい』監督:矢部凜
*上映終了後に、トークショーがございます。
入場料:1,500円
詳しい情報・ご予約はこちらから
https://cosmofest.org/2025/03/01/2025joeikai/

上映作品
『にびさびの巣』

東京で暮らす晴人は祖母の死をきっかけに、変わりゆく人や街、時間の変化に戸惑いを隠せずにいた。
ある日、地元にいる姉の茜から祖母の家の取り壊しの連絡が入る。
巣立った燕はまだ子供のまま、帰る場所を探していく。
監督:岡田深

1992年生まれ・石川県出身。2012年New York Film Academy修了。帰国後は地元・石川県の劇団に所属し、2014年に上京。現在は映画を中心に俳優活動、動画制作を行っている。主演作『そんな別れ。』で数多く賞を受賞し、『ナナサン』では山形国際ムービーフェスティバル2021の船越英一郎賞(最優秀俳優賞)を受賞。本作『にびさびの巣』が初の監督作品となる。
『もとめたせい』

主人公の相川は、友人の相談を頻繁に受ける女子高生。
ある日、ほとんど話したことのないクラスの男子・馬場に呼び出され、とある悩みを告白されてしまう。
馬場の悩みを解消するため協力する相川と、その協力を素直に喜ぶ馬場。2人だけの秘密の取引が始まる。
監督:矢部凜

1997年生まれ・滋賀県出身。京都造形芸術大学芸術学部で映画制作を学ぶ。広告制作会社での経験を経て、2023年に演出部として独立。映画・ドラマ・MVの助監督を務めながら、自身でも映像制作に取り組んでいる。大学在学中、MOOSIC LABO2018にて『リビングファミリー』が入選。翌年に製作した『もとめたせい』(「あなたと密会」より)が、ぴあフィルムフェスティバル2020で入選、その後国内外で受賞が決まる。その他映画作品としては『Bianco』(2020)などがある。